こんなところで制作しています。
本人は普段「工房」ではなく「仕事場」と呼んでいます。
写真には写っていませんが生地を両端から張り伸ばすため、専用の設備を使っています。
さらに色挿し部分の生地は弛みのないようにピンと張っていなければならないので、生地の裏から伸子を掛けています。
色挿しの工程は染料の滲みを防ぐためガスコンロの上で乾かしながら行います。長時間座って作業するので座椅子は本人の使いやすいように工夫されています。
友禅挿しには彩色筆と刷毛を使います。色によって使い分けをするのでたくさん必要です。染料は色合わせをして深めの皿に入れ、水加減に気を付けて管理します。
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