このデッサン講座は「絵なんか描けない」「絵の才能がない」と言いつつ、絵を描くことに憧れている・・・そんな方を対象としています。少しでも絵が描けるようになれば、自分の考えていることを相手に伝えるときに、表現の幅が拡がることでしょう。
そもそも絵が描けないと思う理由は才能のせいではなく、描けると思えるだけの自信が足りないからです。自信をつけるにはたくさん練習するしかありません。絵の上達のために、なんでもいいから、たくさんの枚数を描きまくりましょう。
しかし、なにを描いたら良いのでしょう。
そんなときは、人物や風景、あるいは映画や漫画など、いろんなものをみて「あっ!この瞬間を描いてみたい!」という感情を、奮い立たせることです。そのイメージを大切にして、鉛筆を動かしていけば良いでしょう。
しかし、「他のことに忙しくて絵を描く時間が無い」というお話も、しばしば耳にします。少しでも絵が上手くなりたいという気持ちがあるのなら、1時間でも時間をとって、鉛筆を持つようにしましょう。だらだらと描かずに、時間を区切って集中するのも、大切なことです。
練習を積み重ねて月日が過ぎたある日、過去の自分の作品と見比べてみてください。きっと、上達した自分を実感し、それが自信につながるはずです。
このサイトを訪れた方々が、「絵を描くことの楽しさ」に対して興味を持ってくださったら幸いです。